食への挑戦
物産部門

熊本地震から生まれた大ヒット商品!?

はじめに

なぜその挑戦を行うことにしたのか?

イメージ画像:宮崎県観光土産品

平成28年4月16日に起きた熊本地震(本震)から一ヶ月程が過ぎた5月。
沖縄の土産・販売を手掛ける(株)ナンポー様より、「九州の共通のお取引様を通じて商品開発・販売という形の復興支援をしたい」というお話をいただいたのが始まりです。

プロジェクトの目的・目標

九州の共通のお取引様を通じ、商品開発・販売という形の復興支援をする。

イメージ画像:取り組み

取り組み

ご要望や課題をどのように解決するか?

まずは、(株)ナンポー様よりご要望いただいた素材にあたる、弊社揚げ餅おかきの製造ロット(生地200kg)がネックとなっていました。
単品のみでの販売は数量的にも厳しい事が想定されましたが、同じ仕込の生地において、味の種類や規格(箱入・スタンドパック)を幅広く提案することにより、それぞれのアイテム毎に無理の無い製造ロットを設定する事ができました。

イメージ画像

また当初、熊本県から沖縄県への商品発送はコスト的にも負担が大きい為、販売価格の部分で折り合いがつきませんでした。
そこで、地元素材の使用に加え、デザイン性にも徹底的にこだわることで、商品価値(販売価格)を上げることに成功しました。
最終的には双方の納得のいく形となったのです。

イメージ画像:ご提案

ご提案

木村からのご提案・狙い

当初より、「少しでも早い時期に販売支援をしたい」というお言葉をいただいておりましたが、ゼロからの立案・企画では時間もかなり要します。
そこで、その頃すでに成功モデルとして確立しはじめていた「熊本揚げ餅おかきシリーズ」をベースにご提案させていただきました。
これにより、お客様も最終的な商品のイメージがしやすく、商品化もスムーズに進み、時間が限られている中、沖縄県が年間で最も賑わう夏の観光シーズンに初回導入する事ができました。

結果

挑戦の結果、どのようになったか

今回の企画についてナンポー様のご要望に合うご提案ができただけでなく、当初想定していた受注量を大幅に上回る状況が現在でも続いています。
また、熊本地震をきっかけに手がけた商品開発の第二弾についても、別の地元で有名な原材料を使用した商品も採用していただきました。沖縄県で主要な観光施設である那覇空港、国際通りをはじめとする主要な売場でも幅広い展開に繋げていただいています。

この取り組みについては、地元の新聞社、ネットニュースなどでも取り上げられ、熊本地震を契機にナンポー様との取り組みで、より一層深い「絆」を築くことができました。

挑戦の結果

当初想定していた注文を大幅に上回る大ヒット。
地元紙や大手ネットニュースでも取り上げられ、話題となった。

イメージ画像:このプロジェクトの挑戦者
このプロジェクトの挑戦者
物産部門
九州全土の観光土産品の卸・企画・開発を行っています。一般流通チャネルの規格商品ではなく、地域に合わせた特産品を使用した商材のPB商品開発のご提案ができます。
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