食への挑戦
市場開発部門

あの「カフェオレ」をお菓子で再現!

はじめに

なぜその挑戦を行うことにしたのか?

イメージ画像:宮崎県観光土産品

当時、商品開発コンセプトの一つとして漠然と「地元九州の素材や製法にこだわる」というコンセプトを掲げていましたが、いまひとつお客様の目を引くようなインパクトの強い商品開発ができず、商品開発担当として壁に当っていました。
そこで一度、お菓子という固定概念を取り払い、自分の生まれ育った地元で愛される商品を見直すことに。その中で、コラボ商品を開発することとなった「らくのうマザーズ」様との出会いがありました。
当時、らくのうマザーズ様と木村の会社間にはコネクションがありませんでした。しかし、熱意をもって飛び込み、企画概要のプレゼンを重ね、お互いの相互理解を深めた結果、共同での商品企画が実現したのです。

プロジェクトの目的・目標

お客さまの目を惹くような、インパクトの強い商品開発

イメージ画像:取り組み

取り組み

ご要望や課題をどのように解決するか?

先方様の看板商品である「牛乳や乳飲料をお菓子にする」という企画は先方様社内では当初、牛乳のまま飲んでほしいとの意見やブランドイメージの保持の観点から反対意見も多かったようです。
当時の先方様の担当窓口の方が企画主旨に興味を示していただき、社内の反対意見を説得し、原料の使用許諾をいただけることになりました。
当時の先方様の担当窓口の方も当社と同じく固定概念を取り払いたいという同様の悩みがあったことやタイミングも良かったことで実現に至ったと思います。

イメージ画像:取り組み

ご提案

木村からのご提案・狙い

当社の提案としては熊本人にとってソウルフードの一つである「らくのうマザーズ」様の牛乳やカフェオレを手軽に食べたり、帰省の際のお土産になれば、という狙いで企画しました。
見た目のインパクトや懐かしさでブログやSNS等でアップされる方もおり、狙いの一つであった「話題に上がる商品」にも応えてくれた商品です。

結果

挑戦の結果、どのようになったか

イメージ画像

熊本県内の小売店様をはじめ、多くの企業様へ導入していただいております。また、ゴールデンウイークやお盆、年末年始等の帰省のお客様が多いタイミングでは、大手コンビニエンス様でも販売していただいております。

嬉しい声として、上京された方が東京でお買上になられて「郷土の懐かしい味を思い出した!」という声もいただきました。キャラメル市場自体の需要は決して伸びている訳ではない中で、本商品に関しては順調に伸長しており、ロングセラーの商品に育ちつつあります。

他社と差別化できるこだわりのある商品、長く消費者の方に愛される商品を企画したいという想いで取り組んだ結果、先方様にも熱意が伝わり面白い商品を発売することができました。

挑戦の結果

インパクトのある商品開発に成功し、SNS等でも話題に。
熊本県内の小売店や企業様に販売していただき、ロングセラー商品に育つ兆しも見える。

イメージ画像:このプロジェクトの挑戦者
このプロジェクトの挑戦者
市場開発部門
市場開発部門は商品企画・設計をする部門です。
米菓はもちろん、自分のアイデアで次第で色んなお菓子を具現化することができるクリエイティブな部門です。
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